昨年12月下旬から炭手前を始め、当たり前ですが日々のお稽古でも炭を使う毎日。
自分がもともと持っていたり、友人のお母さまが使われていてずっと物置に置かれていた年代物の炭などを使ってきましたが、そろそろお点前用の炭がなくなってきました。
といわけで、先月石川県珠洲市から取り寄せて置いた炉の組み炭を開けてみました。
とてもキレイな菊炭で、お稽古用に製炭所に組んでいただいたのにもったいないクオリティです。
茶道用の炭はくぬぎを使うことが多くこれもくぬぎの炭です。
足し炭にはちょっと節約してナラの炭を使ってます。
自分で炭を用意するようになってから、
木によってずいぶん火の着き方、燃え方、持続力などずいぶん違うというのが実感できます。
IHや電熱器などに手間なくスイッチひとつでとはいきませんが、
生の炎には、不便さを補って余りある魅力がありますね。
私も炭手前は大好きなので、お弟子さんにもどんどん経験してほしいです。
でも、ヤケドと阻喪に注意。
本日のお菓子は
中目黒 雅庵の「冬椿」でした